大森元気の制作日誌

2018年以降の大森元気制作日誌です

『旅するように歌うのだ』RECスタート(2018.12月第3週)

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◆『旅するように歌うのだ』レコーディングスタート
今回から制作日誌の始まりです。

前回のフルアルバム『君の街 僕の街』以降、4年のあいだ制作と中断を繰り返しているソロアルバムは、東京の空気が入っているので新しいものとは混ぜたくなくて。それを完成させてから新しいものを作りたい、全部片付けてからまっさらな気持ちで作りたいと、最近までそう思っていた。けれどももう保留にしてしまって新しいものを、それをまず作ると決めた。

こうして『旅するように歌うのだ』のプロジェクトがスタートした。


◆去年の夏のこと
もとはといえば去年の夏のライブにぎりぎりで間に合うように書いたタイトル曲。作った時にはよくあるメロディーだなと自分でも思ったけど、その春は10年以上も前の残像カフェ時代の曲ばかりを演奏していたから、とにかく新しい曲を披露したくて作っていった。ありがちでもセッション的には楽しめるだろう。

軽く作るつもりが予想外に悩んだりして(数種類のサビをボツにし、Bメロを半分にしてAメロに戻る構成に落ち着いた)、それになんか壮大になっていくし、歌詞を書いてみたらそのときの自分の気持ちを総括するもので、図らずもこれからの自分のテーマソングになりそうに思えた。

披露してみると評判もとてもよくて、あとから公開したライブ動画(下に貼ってあります)も同様に反応も多くて、これは早く音源にしなければならないと思った。


◆夏から冬になり...

最初に書いたようにまず未完のアルバムをどうしようかということをずっと考えていたのですぐには取り掛かれず、日々に追われるうち冬になっていった。

けれど鎌倉に移住してまる1年が経ち、そのうえ娘も生まれてどんどん東京の気分でなくなっていくので、もうとにかく2曲入りでも3曲入りでもいいからこの曲を録ってしまおうと。それで動き出した2017年の師走でした。


◆12/15(金)
今回は足立君(アダチヨウスケ※注)に録りとミックスをお願いすることにした。

ここ10年近く作品のほとんどを自分で録り、ミックスもやってきたけれど、何でも自分でやろうとする時期は終わったように思える。方向性のリクエストや修正要望などはそのつど伝えればいいし、ひょっとしたらそれさえ伝えずにやってもらうのもいいかもしれない。そのくらいの気分で今はいる。

この日、足立君とともにスガタさん(Noriyuki Sugata:Ds)にも打診。スケジュール調整に入る。

 


※アダチヨウスケ...
シンガーソングライター、フロントマン(アダチヨウスケGROUP、スロウパレードetc)であると同時に、ベース・マンドリンバンジョーなどでクララズ、夢見る港、花と路地など多数バンドに参加するプレイヤー。さらに録音エンジニアやミュージックビデオ制作などもこなす。僕とは花と路地、ソロバンド、ソロユニット等で演奏をともにした他、その昔には残像カフェのライブによく来てくれていたというエピソードも。




◆12/16(土)
ドラム録りの日程決定。


◆12/17(日)
・日々のブルース(仮)(→のちに「僕の愛する暮らし」)を作曲、大枠ができる。ドラム録りに間に合えばいいなという目論みで頑張って作っていた。(細部が間に合わなくて結局は見送った)

・ライブ録音を編集して、曲構成を再考したトラックを作成しスガタさんに送る。2曲お願いするうち「旅する~」については尺のバージョンが3種類あり、少し検討したいためスガタさんには3種類とも送った。


大森元気「旅するように歌うのだ」1st live × remix ver.

初披露したときのライブの映像に楽器とコーラスを少々ダビングした動画。