サクラサク (2018年1月5週)
◆サクラサク
東京ではおととい(3/17)、横浜では今日(3/19)、ソメイヨシノの開花宣言が出たそうです。例年よりもかなり早いですねぇ。大寒波で寒い冬でしたが勝手なもので咲いてしまうと少し寂しく感じてしまったりもします。4月にまで残ってくれたらなぁと思いますが無理でしょうねぇ。
♪ 今日東京地方 ソメイヨシノの開花予想日
近所の桜はまだ咲いてないし
あいにく曇り空だけど
というフレーズから始まる歌を昔書きました。「サクラサク」という歌で、ライブ特典としてデモ音源を配布したことはありましたが、正規の音源にするタイミングを逃している歌です。
今回のレコーディングでいよいよ録ってみようか?と思いたったのが、今さかのぼりで書いている1月末のことでした。
この歌、元々は弾き語りのライブのときに作った歌でした。2005~6年くらいにやっていた、とある無謀な試み。「ライブごとに毎回新曲を披露する、しかもその日に作る」というもの。当時はほぼ毎週ライブをやっていたから大変だったなあ。
当日作るわけだから日記的な、ずいぶんと下らない歌とかも書いたのだけど、その中で「rainyday blues」(2010年リリース)や「とある屋上にて」(花と路地ライブ盤収録)という曲など、意外にもアルバムに収録されるまでに成長した曲もありました。
当日作って歌うという制限の中で、小難しいメロディーは作れないし、作れたとしても本番までに覚えて歌えないから、自ずとシンプルで、覚えやすいメロディーになっていったのかも知れません。それがよかったのかな。「サクラサク」もそうやって生まれた歌でした。
↑ このライブ音源は、バンド「花と路地」のライブで披露したバージョン。
もともとソロで歌っていたこの歌を、花と路地でやってみようと思ったのがライブ直前で、1回だけのリハでほぼぶっつけでやったのですが、この完成度、アンサンブル。花と路地は後半いろいろ(僕が勝手に)悩んでしまったのだけれど、やっぱり素晴らしいバンドだったなあと思えます。
「桜ってね、冬が寒ければ寒いほど
鮮やかに染まるんだって」
というサビのフレーズは、当時友人がタクシーの運転手から聞いた話をそのまま歌にしていたりします(真偽の程は知らないので間違ってたらすみません)。今年の冬は本当に寒かったから本当に鮮やかに染まるのか見てみたいと思います。
それにしても咲くまでに発売できたらよかったなあ。「だいたいいつもちょっとだけまにあわない」、なんていう新曲のタイトルを思いついちゃいました。苦笑
◆日誌に戻ります。
1/26(金)
●宮下君参加曲をどうするか
宮下君には何曲弾いてもらうか決めかねているが、がっつり録る曲の他にも、セッション風でいいので録れるだけ(できれば全曲?)録ってもらいたいなあと思案中。暫定の収録予定曲リスト・音源を送る。今のところ6曲予定。
●1曲は次回に
宮下君に送った曲順案で移動中聴いてみる。最良に思えたこの案だったが聴いてみると色々気になる点が。後半が重めでダレる気がしたのと、作りかけのうちの1曲(人生はなんて大変だそして楽しいんだ/仮)は出来れば予算のあるときにドラムを入れたいので次回にまわそう。
●「サクラサク」登場
またもう1曲の作りかけ(冬のスリーフィンガー/仮)も悪くないが、季節柄、「サクラサク」と差し替えてもいいかもしれない。「人生は~」を次回にすることで、両方入れることも考えたがリズムが似ているのでどちらか1曲になるだろう。
「サクラサク」は、上のコラム部分でも書いているとおり、花と路地バージョンが魅力的で人気も高かったから、これを越えられるだろうかというのがある。もしくは別のアプローチを取るか。考える必要があるなあとは思っている。
●日誌ブログ開始する。
普通のブログもやっているにもかかわらず、日誌ブログを始めた理由は第1回投稿にて。