大森元気/残像のブーケの制作日誌

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ナカジと彼のギター(2018年8月24日)

f:id:kitakamadays:20181010123159j:plain※写真は秋ですが記事は真夏です。

8/24(金)
◆ナカジE.Guitar
ナカジこと中嶋佑樹くんには、前記事のとおりコーラス以外にエレキギター(以下EG)と鍵盤をオファー、イメージやこれから入る楽器数などを伝え済み。

お願いした曲のうち「ぼくの愛する暮らし」のEGのデータ届く。感想とリクエスト送りその日のうちにリテイクも。

この楽曲には僕にはイメージがあって、それはEGがあまり目立っていないものだったのだけど、うまく裏切ってくれたというか、新しい風を吹かせてくれた。WILCOにおけるネルス・クラインを彷彿とさせるようなフレーズも中にはあって「おお!」となったり。僕がそう感じただけで彼がそこを狙ったのかは聞いてみないと分からないけれど。

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ナカジのライブは何回も見たことはあるけど、ギターのRECをオファーするのは――精神的な親密度とアンバランスに――未知数な部分もあった。過去僕のバンドに参加してもらったときは1回目は鍵盤とベース、2回目もギターは1曲だけであとは鍵盤だったから。

けれど、何度も書くように4月の誕生祭のバンド編成を再現したかったし、みんなの息遣いを入れたかった。

彼について言えば、場の雰囲気を一瞬で変える力がある。僕は本当は楽しくバンドをやりたいけれど、真剣になるあまり真面目な雰囲気になりすぎてしまうことがよくある。いばったり怒ったりとかではないのだけど、考え込んだり、うまくいってるときもユーモアが足りているかと言ったら全然で。

そんなときナカジがいると世界ががらりと変わる。そしてそれは僕だけでなくメンバー全員に伝染する。そして全体がいい空気になる。僕が4月の誕生祭で、自分達の演奏なのに感動してしまったのは、演奏も勿論だけど、そんな空気感も大きかったのだと思う。

www.youtube.comこの動画は誕生祭のときではないですが、アウトロで予定になかった無茶ぶりにもノリ良く応えてくれました。

こう書くと彼がただの”賑やかし”役のように誤解されてしまいそうだけど、ギターの腕については彼のライブを見て知っていたから心配はしていなかった。(もちろん歌や鍵盤も) 結果、新たな色合いを付けてくれて、かといって採用できないような外し方でもなくて、お願いしてよかったなあと思えた。

ただ懸念としては、これはナカジに限った話ではなく全体としての話だけど、楽器数が増えて、だんだん散らかってきていたりフレーズがぶつかったりするのが人より気になるほうなので、それらはこれから整理していかないとなと。それは思っている。


◆追加曲は2曲のみに
日誌に戻ります。同日。

・先日思いついた収録曲/曲順案。サクラサクはやはり元の位置に戻しアルバム後半へ。

・追加曲「rain drops「hello~」については、プレイリストに入れて数日間聴いてみていた。流れ的には悪くないが、(初収録とはいえ)古めの曲の割合が多くなってしまうのと、コンセプト的に少々ぼやけてしまう印象があり、数日後却下決定。

・却下した2曲と別に、すでに決めていた追加曲「リフレイン」「boys & girls」。8月下旬はそのRECに向けてもろもろ準備などを。次記事にて!

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(ちょっと褒めすぎました)