大森元気の制作日誌

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アコーディオン録音~さよなら鎌倉(2019.1.16~2月)

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北鎌倉最後の日々です。引越しとインフルがほぼ同時に来ました(苦笑)

1/16(水)
「メランコリー」
・メロトロン(鍵盤)弾き直し。当初は1箇所(2A)のみの登場だったが、大幅に増やして1B-C、2A-B-Cまで、つまり曲の前半ほとんどに登場させることにした。かわりにアナログシンセの登場を減らし、曲後半からにすることで、メロトロンとシンセがバトンタッチするような構図にする。
・EG1ヶ所修正

「ぼくの愛する暮らし」
鍵盤で入れたアコーディオンを生で録り直すかは検討中だが、録り直さない場合用にオートメーション(※)を書いていく。途中までで時間切れ。
※オートメーション...各パラメータ(今回の場合はボリューム)を時間軸でどのように上下させるかを折れ線グラフのように書いていくこと。


1/17(木)
朝。「メランコリー」
・昨夜のエレキをキープ案とし、別案を作る。(250テイク録ってあるので組み合わせは自由なのだ。もちろん不自然なものや詰め込み過ぎには注意したい)
・サビのメロトロン修正。前日弾いた4つ刻みをやめて白玉(ロングトーン)で弾き直し。
・同、さらに別のアイデアを思いつく(実際に試すのは翌日)。2番から登場するストリングスのフレーズを1番はメロトロンがやるというもの。


1/20(日)
「ぼくの愛する〜」
・鍵盤で弾いてあったアーディオンを生で弾き直し。時間がなく練習止まりか?と思ったが、数テイク弾けたので編集でOKテイクを作ることが出来た。娘(1歳)が初めて見るアコーディオンにえらい興味を示していて1ヶ所“連弾”になってしまっている笑

「メランコリー」
・サビのメロトロン。昨日ストリングスと同じフレーズにするアイデアを思いついたが、1コーラス目ということもあり少し饒舌すぎる気がして却下。
白玉(少し変えて弾き直した)と、4つ刻みの刻み方を1/2にしたパターン(通称ファホファホ)の2パターンを録ってみる。前者は無難。後者のパターンも面白く、馴染みも悪くないように思えた(→後日後者に決定)。

・2Aのストリングス作り直し。


1/27(日)?
「旅するように歌うのだ」
アコーディオンREC、奥さんに弾いてもらった。新居はしばらく音を出すのを控えたいので鎌倉にいるうちに録音したかった。アコーディオンは計2曲で、上記の「ぼくの愛する~」(大森)に続き、こちらもなんとか録音できてよかった。

引越しの準備とインフルエンザのダブルパンチで、これが鎌倉で最後の録音となる。音を整える作業まで終わればエンジニア足立君に送りたかったが寝込んだため断念。でも録りまで終えることができて本当によかった。


◆さよなら鎌倉
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鎌倉を出るなんやかやについては日常ブログのほうに書きました。こちら↓

kitakamadays.hatenablog.com

鎌倉の家で1枚アルバムを残せたら...と思っていたけど、結局いるうちにアルバムは完成しなかった。でも、ここで録ったテイクもたくさん入っているし、窓から覗く緑を横目に編集作業をしていたのも良い思い出。早朝に起きて作業していた時期もあったなあ。

もし、音楽の仕事メインで暮らしていけてたら、それにもう少し広くてコンディションのよい家に住めていたら鎌倉での音楽制作もありだったのかもしれない。けれど自分の場合はだけどそれは現実的ではなかったし、それについて悔やむ気持ちはもうあんまりないかな。

鎌倉は大好きな町だし、ここで暮らした2年間はかけがえのない思い出。けど今はまた大好きな町に巡り合えたから、新しい気持ちでまた始めます。

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新居で環境を整えて、続きを作っていきます。アルバムが完成したときどんな感情になるのか、それは楽しみだなあ。そこには鎌倉も、新居も、2017年からのさまざまな記憶と思い出がつまっている。

ただそれは僕とメンバーだけの思い入れであってリスナーには伝わらなくていいこと。でも強い思い入れの分だけ、それだけのエネルギーを持ったアルバムになるんじゃないかなと。それはなんとなく確信している。