ストリングス苦闘/楽しいよふかしとの再会 (2019.7.8-8.2)
7/9(火)
「メランコリー」ストリングス続き。
6~7月頭まででフレーズはほぼ決まったので、ボリュームのオートメーションを書いたり、生っぽく聴こえるようにする作業に移る。
7/10(水)
来月のバンド録り用にスタジオを予約。10年前事務所を離れて以降、予算的な理由もありドラム録音は練習スタジオに機材を持ち込むという方法でやってきたが、今回梨っちゃん(岡田梨沙)の紹介で初めてレコーディングスタジオを使ってみることにした。
予約の電話をしてみると、以前イベントでタイバンしたことのあった水野さんのスタジオだった。しかもそこでは僕の知り合いのミュージシャン達も何人か使っていることも判明。嬉しい偶然!
7/11(木), 16(火), 17(水), 18(木)
「メランコリー」ストリングス続き
7/21(日)
「恋は終わってしまった」レコーディングのため「楽しいよふかし」の3人とスタジオ入り。先日の記事でも書いたが、5~6年前コラボしていたバンドで、この曲を録るなら彼等との演奏を再現したかった。久しぶりに4人で音を出せて思い出も感覚もいろいろ蘇り、興奮した!
同日夜。
PCの調子が若干よくないため、まだ完成ではないが「メランコリー」ストリングス暫定verとして各パートの音色調整と書き出し作業。クラウドに保存。(その後PCは大丈夫だった)
7/22(月)
8月末くらいまでのスケジュールを立てる。
7/25(木), 26(金), 28(日)
「メランコリー」ストリングス続き。
ボリュームのオートメーションもひと通り書き終わり、仕上げ作業。細かい修正など。音色もプリセットのものから加工して、パートごとに書き出し。
4月くらいからずっと作っていたストリングスにようやくケリがついた。デモや簡易的なものは経験あったが、きちんと弦楽四重奏を編曲したのは初めてだったので、いろいろと勉強になった。中学・高校時代に在籍していたオーケストラ部の経験もずいぶん助けになったな。
今回は手探りだったが手ごたえはあり。どんどんスピードを上げ、かつ自在にアレンジできるようになっていきたいな。そしたら仕事になるかなぁ、そんな甘くないかぁ...などと考えたり。
7/29(月)
一度完成と思ったが朝聴きなおしてみて歌を邪魔している箇所があるように思えたため、フレーズの練り直しを開始。
30(火), 31(水), 8/1(木), 2(金)
引き続きストリングス直し。問題の箇所は3ヵ所あり、特に最後のサビの盛り上げ部分は苦戦した。
理論的に音がぶつかってなくても歌より目立ってしまえばそれは邪魔しているということ。逆に無難なものにして盛り上げの効果が出なかったり、奇をてらわずベタなものにしたところでそれが正解なのかダサいのか...。そのうちにそこだけ悩んだ跡が見え、流れが不自然になっていくという...。
作っては聴き、聴いては作り直しの繰り返しを経て、最終的にオーソドックスなものに着地。これはもともと初期段階からあったフレーズ。それを復活させた形となった。
【後日訂正】このときは作りこんだテイクで足立君に送信していて、盆休みになってから元のオーソドックスなテイクに戻したくなり再送信した。