リアンプ/A.D.C.STUDIO初め(2020.1.3-1.5)
アダチ君撮影。ソファー導入したばかりの彼のプライベートスタジオにて。
1.3 (金)
「ブランケット・ブルース」ベースREC。8月のドラムREC時からベースはずっと仮テイクだった。6/8拍子で個人的にやや難易度高めなうえ、後半は繰り返しでどんどん変化をつけていかないといけない。やっと弾いた!
1.4 (土)
◆“リアンプ”してみた
<自宅>
「サクラサク」...録音済みのベース、エレピ、ドラム(打ち込みだがハットやスネア・キック等それぞれ)“リアンプ”してみた。
「リアンプ (Re-Amp) 」とは、狭義では一度録音した音を実際のアンプで鳴らしてマイクで再録音すること。PCに直で録った素の音をアンプで鳴らすことで、実際にアンプを鳴らしながら演奏している音にするための作業。(スタジオを使う時間の短縮や、弾いたあとで音色を変えられるなどの利点がある)
これに対し今回行なったのはアンプでなく、新しく導入したオーディオインターフェース(O/I)に通して再度録音するということ。アンプで鳴らすわけではないがこれも広義ではリアンプというらしい。
購入したO/Iは特にトランスという部分に力を入れた機種らしく、低価格帯にかかわらず音響界のレジェンドであるニーヴ氏設計のトランスを搭載しており、さらに組み込んでいる位置とかも独自に開発されたものだそうだ(←商品説明の受け売り)。またプリアンプ部分もニーヴ監修ではないが評判がよいらしい(←これも受け売り)
これらを通すことで、音に艶が出、芯が太くなり、パワー感や奥行き感が加味されるのだそうで。実際やってみて音が変わったのは聴いて分かったが、全体でミックスしたときにどう影響するのかはこれから検証していこうと思う。(尚、トランス部分はオンオフが出来るのでそれによる変化も今後検証しがいがある)
とは言え。
アダチ君のもっといい機材でやったほうが(リアンプせずとも高性能のシミュレータも入っている)完成度は高くなるのだろうなとも思いつつ、やはり新しく導入した機材の性能を試したかったので自分でやってみた。
<A.D.C STUDIO>
同日 午後からアダチ君のホームスタジオへ(最近は「A.D.C.スタジオ」と呼ばれている)。スタジオとしての役目は何年も前から始まっているが、ちょうどこの日からソファーを導入したらしい。よりスタジオっぽくなった。そして快適になった。
●「ブランケット・ブルース」
...アコギ録音。すでに自宅で録ってあったが差し替え。
●「サクラサク」
...Vo録音。こちらも一度自宅で録っていて、宅録っぽい曲なのでそのままでもいいかなと思ったがアダチ君の良い機材で歌い直した。
今作、他の曲のボーカルはいったん持ち帰ってテイク編集をしアダチ君に戻していたが、この曲は短いしさらっと歌えたのでスタジオで選別・編集まで完了。
...とはいえ想像より難航。そんな表情(笑)
●残りの時間はミックス作業。いずれの曲も微修正とチェック程度。
「ぼくの愛する暮らし」
「メランコリー」
「恋は終わってしまった」(チェックのみ)
「群青色」(Baデータの確認のみ)
「リフレイン」(チェックのみ)
「旅するように歌うのだ」(チェックのみ)
1.5 (日)
●以下をアダチ君に送信
・「旅するように~」Vo一部差し替え
・「サクラサク」AG一部修正したもの、ペダルスチール(以前ADCスタジオで録ったものを整理したもの)
●アダチ君から昨日作業した分のミックス届く
●「恋のはじめの夜の長さよ」
・ボーカル...一部歌い直し(間奏スキャット追加と、言葉のイントネーションが不自然な1箇所)
・アコギ...1番だけあえてコードを変えていたところを他所と同じに編集。