大森元気/残像のブーケの制作日誌

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自粛ムードと音楽の力(2020.2.25-3.4)

f:id:kitakamadays:20200910102351j:plain画像:ライブ・ビューイング・ジャパン


残像カフェの再集結などあり久しぶりの更新になりました。制作日誌の続きです。半年遅れで書いているので今回は2月、コロナ禍の初めの頃の時期の遡りになります。


2020.2.25 (火)
・「ブランケットブルース」メロトロン(フルート音色)とオルガンの整理。

・「ぼくの愛する暮らし」ダブルトラック用のボーカルを編集。


2.26 (水)
「ブランケット〜」昨夜作業のものを聴いてみる。メロトロンとオルガンのフレーズはほぼ良い感じになってきたが改善箇所がいくつか。あわせて目立つ部分(アルペジオ)が直球すぎるか検討。もう少しひねったほうがよいか、ノリで弾いたアドリブ感を残すか。あと後半部分にグリスを増やす。

・同日。某リハ。


2.27 (水)
あがた森魚ライブに参加
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◆イベントが軒並み中止に
新型コロナの影響で大型イベントが次々と中止になっている。ライブハウスでの感染はまだ報じられる前の段階だが中止や延期になるものが出てきている。

キャンセル料はもちろん、売り上げで回収する予定だった先行投資が回収できない、音楽で食べているアーティスト・制作会社・イベント会社など本当に死活問題だ。もちろん会場側も同じ。

3.11のとき自粛モードで賃料や給料がまかなえなくなり閉店の危機に瀕したライブハウスは多かったが今回もそうなるのだろう。(この下書きを書いたのは3月当時だったが、数か月のうちに実際そうなったしお世話になったリハスタもいくつか閉店してしまうことになる)

あがたさんのライブは決行したものもあれば中止になったものもあった。もちろん自粛期間以降はもちろんすべて中止/延期に。自分名義のライブはもともとRECのため入れていなかったのでその点では影響は出なかった。


3.1 (日)
ナンバーガール無観客ライブ配信に興奮。血が沸き立つような素晴らしいライブだった。演奏も音も凄かった。

今から思えばまだコロナ禍の序の口だったわけだが、このときはイベント中止とか先の見えない不安感とかでみんな憂鬱になり始めていて、そんな中このナンバガライブは本当に元気と勇気をもらった。

2日前に参加したあがたさんのライブも同じように特別な空気のなか、探り探りの序盤から演奏が進むにつれどんどん白熱していき、この日しかない異様かつ、特別なステージになった。「音楽の力」といえば使い古された言葉だがそれを痛感することになった。

▶あがたさん・ナンバガ・音楽に勇気付けられたことを書いた当時のブログ
2020年2月近況~音楽に力はあるか(あるんだよ) - 日々の残像VI〜音楽と暮らし〜


3.2(月)、3.3(火)、3.4(水)
・「ブランケットブルース」オルガン修正
・某友人バンドのRECの話をもらう(鍵盤で)。3/4 仮で弾いてみる。