作業再開/先行リリース曲再考/鈴木茂 聴き直しブーム(2020.8.26-9.10)
画像引用元:amazon(他ジャケ画像も同じ)
リアルタイムでは3月31日、遂に全曲の録音・編集・ミックスが終了しました。本当に長かった....。さて、日誌は約半年遅れで更新しているので8月下旬にまで時を戻します。
残像カフェの再集結関連がようやく終わりアルバム制作に戻る。夏の間もmix担当アダチ君とは連日やりとりしていたものの、気持ち的にはやっと集中するモードに。
◆先行リリースは「コンセプト重視」か「両A面的」か。
アルバムに先駆けてコンピ参加という形で1曲を6月にリリース済み。そしてもう1~2曲ほどシングル的な感じで先行配信をしようとしていた。
曲は下記A案でしばらく進んでいたが、このころB案も浮上。
【A案】「boys & girls」「群青色」
【B案】「boys & girls」「メランコリー」
既述だがA案は「リード曲とカップリング曲」という組み合わせ、あと歌詞の世界観が同じなので<コンセプト的>な感じで面白いと思う。
しかし一方で<両A面シングル>的な感じでB案もありだなと。残像カフェ再集結直後なので、残像っぽい曲がいいかなと思ったということも理由の1つ。
ただ、B案で引っかかるのはアルバム曲順との兼ね合いのこと。アルバムの曲順はすでに決めている。でB案にすると先行曲がそっくりそのままアルバムの1~3曲目と同じになってしまう。それってどうなの?という気が個人的にはする。
全く気にしない人もいるだろう。むしろキャッチーな曲を前半に持ってきたほうがいいという考え方もあるだろう。けど自分的にはシングル曲はアルバムの中でちらばっていて欲しい気がする。
でもまあ、そんなこだわりよりも多くの人に引っかかってもらえるほうが大事かもな。引き続き検討。
8.26(水)
10日ほど前にアダチ君から届いていた「群青色」のミックス。修正リクエストを送信。
また先行リリース曲として浮上した「メランコリー」、こちらについては既にミックスまで完成していたが、Voを調整したくなり現状のボーカルトラックをパラ(単独)でもらう。
8.24~30
残像カフェライブ有料配信のアーカイブ期間が1週間。当日のアクセス数が思ったより伸び悩んだので少しでも観てもらえるよう告知や宣伝動画を作ったり。
誰かも言っていたが、ライブが終わっても告知を続けなきゃいけないって、配信ならではだなあ。でも逆に言えばいいライブさえすれば終わったあとでも数字を取り戻すことが出来るってこと。モチベーションを保つのはちょっと大変だが良いことのほうが多いと思うことにしよう。
8.29 (土)・30 (日)
「メランコリー」Voのedit(メイン・ダブル用とも)。
8.31(月)
・閉店したGOODMAN、復活に向けて動いているとのニュース。そんな予感はしていたが早すぎ!凄い!
◆コンプ・ギターのマイブーム
・ブログ等で書いたが、この時期あたりから鈴木茂氏 聴き直しブーム、そしてコンプ(エフェクター)のマイブーム到来。帰宅時電車が止まって途中駅から歩いたがその時間で色々聴くことができた。
テレキャスター+コンプサウンドの鈴木茂の演奏が聴けるはっぴいえんどの解散ライブ盤。旧作の曲もリズムや音色がファンキーに再解釈され演奏された。
レア音源・ライブ音源などを含むはっぴいえんどボックスセット。未発表のライブ多数や原型バージョンなどレア音源多数。個人的余談だが友人に貸したままで手元にない...(データはあるので聴ける)
小坂忠「はずかしそうに」。多分廃盤だと思いますが『Early Days』という1st~3rdからの編集盤が発売中でそこで数曲聴けます。名盤「ほうろう」のイメージが強い小坂忠氏だが僕はそれ以前の3枚がとても好きだ。カントリーとファンキーさのバランスが心地よい。
この日聴き直していたのは、上記はっぴいえんどの73年ライブ盤や、中期のライブ音源、「ほうろう」より以前の小坂忠などなど。久しぶりに聴いたというのもあるし、今回聴き方がちょっと変わって、ギターの音作りとかタッチとかそういう観点に集中して聴いたので新たな発見の連続だった。
普段は歌とか歌詞とか、メロディーとコードの関係とか、アレンジとか、そういうことに重きを置いて聴いていたけど、ここからしばらくはそれらは全部二の次でエレキの音とかタッチとかそんなことをメインに聴きまくる時期に入っていく。
9.1(火)
●「メランコリー」
・コーラス(地ハモ)edit
・ボーカル、エラー部分再書き出し
●「群青色」オルガン、フェード編集
9.3 (木)
アダチ君よりmix修正版届く。
9.5 (土)
9/3のミックス、修正もれのため修正済版送られてくる。
9.7 (月)
「メランコリー」コーラス、地ハモに続きウーアー系もedit、翌日アダチ君に送信。
9.10(木)
●乃木坂46「ひと夏の長さより」を聴き朝から涙ぐむ。夏の終わりの未練と切なさを描く歌。
僕は聴いていなかったが、コロナ禍で開催できなかった夏のツアーの代わりに、昨日深夜、ラジオで架空のセットリストをリスナーに募集していたそうだ。その投票でオープニング曲に選ばれたのがこの曲だった(Twitter情報だけなので間違ってたらごめんなさい)。
●GOODMAN新会社設立へ。クローズから1か月かからずにこのニュース。復活は決定で、並行してクラウドファンディングで追加的な資金を募るとのこと。残像カフェも微力ながら協力させてもらうことを決める。
画像:GOODMANツイートより。下も同じ
応援金額に応じてスタジオ無料権や、金 or 銀の名前プレートが会場の壁に飾られるなどのリターン(特典)が。「残像カフェ」の名前が刻印された銀のプレートもあるので会場に行った際は探してみてください。
●『アワーコネクション』いしだあゆみ×ティンパンアレー、今更ながら聴く。存在は知っていたが入手できていなかった名盤。サブスクで見つけてヘビロテ。とてもかっこいい。8月末より続いている鈴木茂 熱、コンプ熱、まだまだ続く。
キャラメルママが全面バックアップしたいしだあゆみのアルバム「アワー・コネクション」
【Spotify】アワー・コネクション - Album by Ayumi Ishida, ティン・パン・アレイ・ファミリー | Spotify
同じくティンパンがバックアップする吉田美奈子は、逆にファンキー過ぎてあまり聴けていない。また雪村いずみの服部カバーアルバムはサブスクになしで未聴。