大森元気/残像のブーケの制作日誌

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アルバム用 別バージョン制作(2021.1.11-1.19)

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空きすぎました....。約7か月ぶりの更新、書いてる内容は13か月前の遡りです。書く意味あるのか?!って感じですね...。正直もう終わろうかなと少し思っていましたが、せっかくここまで続けたので思い直して再開してみます(殴り書きで下書きはしてあるので)。

REC開始から4年越え。ここまで長くなったレコーディングも珍しいし、それをすべて完全に記録してあるというのは、自己満足だとしても意味はあるような気もします。まあ自分にしか分からないようなことばかりダラダラ書かずに簡潔にまとめられたらとは思っていますが。

追記:とはいえあと10回くらいで終わりそうですよ


状況ふりかえり
更新があいたので状況を振り返っておく。
●2017年12月
レコーディング開始(その後 曲がどんどん増える)
●2020年6月
1曲デジタルリリース(「ぼくの愛する暮らし」コンピ参加の形で)
●同年12月
1曲デジタルリリース(「boys & girls」
●2021年1~3月
編集・ミックス大詰め ←イマココ(この記事の時期)
●2021年12月
1曲デジタルリリース(「旅するように歌うのだ」
●2022年春?
アルバムリリース(目標)

2曲をリリースし、残る10曲についてもゲストミュージシャンの録音はとっくに済んでいた。自分パートの録音&編集作業と、アダチヨウスケ氏によるミックス作業が続く。(ちなみに下で書くが、リリース済みの2曲についても別ミックスにすることを決定)

自分パートはアレンジを1から変えたり、ギター2000回弾き直したり、フレーズ1つを何日も変え続けたりなんて曲がざらでかなりの長期戦に。MIX担当のアダチ君とのやり取りも、全お任せにすればよかったものを、送ってもらって聴いてリクエストを送るということが回数無制限でエンドレス状態になっていた。


2021.1.11 (月)
◆boys & girlsの別アレンジ再開
先行シングルとして12月にリリース済の「boys & girls」。この曲をアルバムのために別Verを作ることにした。年末にすでに作業を始めていて、この日再開する。

・全編に入れていたストリングスを全て無しに。

・それによりスカスカになってしまった中間部(ストリングスと歌だけの箇所)に新たに白玉系シンセを。先日仮で入れていたものがイマイチだったため別の音色に変更。

・また同部分にループ的なフレーズを追加(その後、このループは既存のループを削除して頭からの通奏とした)。

・アナログシンセ、旧テイクを削除し新たに弾く。

乃木坂46ラジオに9時間出演~驚いたエピソード
今(2022年)はだいぶ乃木坂熱は抑えられていますが(でも応援はしてます)この時期はまだかなり夢中な頃でしたね。この日 彼女達は9時間ラジオ出演。とはいえ平日の昼、全部聴けたわけではなく会社で流れてるラジオがたまたまその局だったので仕事しつつ聴くことができた。

書きたいことはいくつかあるがゲストとして電話出演した秋元康氏が話していたことのいくつかは胸に刺さった。

当時ブログに下書きしていたものがあるので、それを推敲してブログのほうに公開しました→こちら

アイドルとアラフォーミュージシャンでは何から何まで違うけれど、どうにかして世間にアピールする、自分の個性を伸ばしていく、必死に鍛錬して演奏やエンターテイメントを全うしていくということなど共通することは多い。

Perfumeにはまっていたときもそうだったが、信頼関係や鍛錬して成長していくドラマ性にとことん弱いのは自分がそういうことに苦手だからなのだろうなあ。


1.12 (火)
◆ミックス届く
・アダチ君より、先日立ち合いmix時に微調整したサクラサク」「ブランケットブルース」「リフレイン」のmix届く。

・また「ぼくの愛する暮らし」アルバムmixの叩き台も届く。(「boys~」同様、この曲も既にリリース済みで、アルバム用に別mixをアダチ君に依頼していた。boys~はアレンジを大胆に変えるが、こちらはエレキを1本減らしたのみ。もちろんそれにより楽器のバランスと音色は調整してもらってる)

伊勢正三氏の去年のライブ動画がアップされていた
ファンなら知るところだが80年代から声変わりをし、音域も下がっている伊勢氏だが、ライブ映像を見るとここ10年くらいで1番くらいに声が出ていて感動した。

ギターの開放弦の関係からキーが変えられないものもあるが原キーで歌うのはほとんど無謀な試み。それにもかかわらずきちんと声も出ていたのだ。これは心打たれたなあ。

www.youtube.com

一般的に見たら、もしくは70年代の彼のイメージが強いファンからしてみればこれでも「劣化!」とか思うのかも知れないけれど、これはもう感動的に声出てるんです!相当の努力や情熱の賜物(たまもの)であることが伝わってくる。

僕などは声が変わったわけではないのにコロナ禍で声を出す機会が減り喉がなまっていることは否めない。そんな中、彼がしているであろう相当の努力を思うと身が引き締まる思いだった。



1.13 (水)
「残像のブーケ」ボーカル・コーラスedit(微調整)
「boys&girls」アルバムミックスのためのアレンジ続き
(この日?)年末からの案件、Spotifyでアーティスト名が2つ該当してしまう件の問い合わせ→すぐ対応してくれて解決。

◆サブスクの収益を制作者陣で分配するスプリット機能
TUNECORE(=サブスクのディストリビュート会社)の「スプリット機能」について よしむらひらく君とやりとり。

サブスクの収益を作者(権利者)だけでなく、ミックス/マスタリングのエンジニアやアレンジャー等と分配するような形が広まりつつあるという話を知る。


1.15 (金)
スマホの容量空けるため写真・映像をに移す作業。手軽にできるGoogle Drive経由が便利でいいなと思っていたが、これだと撮影日時情報が消えてしまうことに気づく。今日移したのはそこまで重要度の高くないものだったためダメージは少なかったが今後は別の方法を考えたい。(写真アプリiphotoが理由は忘れたが使えない)


1.16 (土)
●午後なんと4月の気温だったそうだが子どもの昼寝と一緒に寝てしまいその陽気を味わえず。春が好きなので残念。

サクラサク」「リフレイン」ミックスOKと伝える。

●RECとは関係ないがギターのノイズの話。年末年始に自分で改造したテレキャスター前記事参照)。ノイズが気になってリペア店に持っていったら、特に通常以上のノイズは出ていないと言われたことは前記事のとおり(ヘッドホンやPC環境のせいだったみたい)

そこで修理は不要になったのだが、人のライブで弾くこともあるので少しでも減らせたほうがよい。今までエレキのノイズなんてほとんど気にせずやる性格だったのだけど、やっぱり仕事で弾くとなるとね...。

インピーダンス(入力信号の大小の話)や、バッファー(信号を増幅する機能)、ノイズリダクション(ノイズを取る機能)についてあれこれお勉強。

前記事にも書いたがノイズ完全に取る改造もあるらしい。がそれをすると音が変わってしまうと。それをせずにエフェクターでノイズを抑えるものも色々出ている。(二十歳の頃よくわからず使っていた記憶がうっすらある笑)。いろいろ調べて欲しくなったけど、REC予算確保のため購入には至らず。


1.17 (日)
「残像のブーケ」...全パート、整えて書き出し。アダチ君に送る。

・編集箇所のエラーがないかチェック→書き出してすぐ終了と軽く考えていたが(短い曲だし)、別テイクへの差し替え、タイミング修正、フレーズの編集などいろいろと必要だったため予想外に時間がかかった。

・またピアノは他曲同様リアルタイムで弾いたものを後から色々修正していくスタイルだが、先週・今週で新たにフレーズを作った数か所がそこだけ饒舌になりすぎていないか判断に迷う(以前別の曲でも同じことがあった)。後日判断することに。


1.19 (火)
・アダチ君より「残像のブーケ」mix叩き台、「ブランケットブルース」修正版届く。

・作業部屋、机を一新する。