大森元気の制作日誌

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GW4日目#2 はちみつぱいの音像~平成最後はカオス地獄で(19.4.30)

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GW4日目、続きです。

4/30 (火・祝)
「群青色」

●この曲のイメージとしてはピアノトリオ+αとかの小編成で、ダビングも無しでセッションしている感じを考えていたのだけど、曲調が“はちみつぱい”的な雰囲気もあるのでアコギを入れても合いそうだなと思っていた。それで試してみる。
ストロークと指弾きで試し、指弾きのほうを採用。

●同様にはちみつぱいをお手本に、エレキのフレーズを入れてみた。曲の相性か、自分のセンスのせいかはさて置きしょっぱい感じになってしまったのですぐやめた。
代わりに轟音のエレキが遠くで鳴っているイメージで弾いてみる。フレーズだと邪魔に感じ、コード弾きで弾き直したが結局却下。あってもなくても良い感じだったので。


はちみつぱい センチメンタル通り 【ラストライヴ.1988】


塀の上で-はちみつぱい
   動画は1988年verなのでレコードとサウンドが違いますが
   
このライブ盤もお気に入りです。
     名目は解散ライブ、実質的には再結成ライブ。

はちみつぱいを改めて聴き直すとそのたびに偉大さを痛感する。コード進行やサウンド、歌詞の世界観、慶一さんと勝さんのボーカルの個性、そして各々のプレイのセンスとか色気とか。

様々な要素が詰め込まれていながら、それらがある程度自由に遊び、適度な線で制御され、1つの世界を形作っている。カオス少し手前の鮮やかさ。

こんなバンドになれたら。こんなアルバムが作れたら。と、憧れてぼくも以前“花と路地”というバンドを始めたのだが、アルバムは完成せず休止してしまった、、。

今はソロ名義だけど、今回はいろんなミュージシャンの力を借りてアルバムを作っている。曲調はいろんなものがあるけれど、はちみつぱいのようにカオス1歩前の音像、その中に各々の個性が垣間見れるような、そして土臭さとセンスの共存した作品になったらいいなあと思っている。

◆カオスなノイズの実験あれこれ
引き続き同曲。先日聴いていたときに、間奏でノイズが入るアイデアが浮かんだので色々試してみた。

●ラジオノイズ的なもの(ザーザー音+チャンネルを合わせるチュイーン的な。THE BEATLES「I Am The Walrus」のエンディングみたいな)
→アナログ型のラジオが家になく、再現もできないので却下。フリー素材は探さず次案へ。

 ●スピッツ「甘い手」の間奏のような、よく聞き取れない外国語?のセリフ→よいものが見つからないし、スピッツさんと同じになってしまうので却下。

●逆回転のフレーズ(ギター→鍵盤でやり直し)→これは採用

●それからドラムのめちゃくちゃな連打を歪ませたもの。いろいろエフェクト処理してみて一応形にはなった。SNSにアップまでしたが...。うるさいだけでそのうち邪魔になりそうだ。。

というわけで平成最後の日に、とんだカオス状態のレコーディングとなりました。ノイズありとなしで2種類ラフミックスを作り後日判断する。

   当日SNSに公開したカオスなノイズ。今聴いた
   らなんだかよくわからないな...。これで気が済ん
   で(笑)このあと鍵盤以外は却下。



「メランコリー」
以前に仮で録ったアコギ2のチェック。(アコギ1はアダチ宅で録音済) やはり音質がもう1歩だし、うまく弾けてない部分もあるので明日録り直すことにする。

「涙が出ちゃうよ」
秋に仮で録ったオルガンはなかなかご機嫌な感じで弾けているのだが、この1ヶ月くらいはその方向性がオーソドックスすぎる気がして、別の切り口がないか考えていた。そこで試しにエレピとアナログシンセを録ってみる。

・エレピ→すでにあるピアノと同居が難しく、気の利いたこともできなかったので却下。

・シンセ→よかったが曲ががらりと変わってしまったような気がする。それが良いことなのかそうでないのか迷う。

・みんみんに頼むクラビネットを仮で録ってみる。クラビがいるところはオルガンをミュートしてみる(オルガン全削除についても検討)

GW 3〜4日目#1 10年ぶりの轟音ギターと2種類のストーリー(19.4.29-30)

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みんなでコーラス録り(→前記事)を終え、10連休3日目です。今日から連日自宅作業に。いろんな作業を一気にどどっと出来たのでその分少し読みにくい日誌になりそうですが、、なるべく工夫して書いてみます。

2019.4.29(月・祝)
きちんとした部屋の防音化はまだ先になってしまうので、毛布をカーテンのような感じで窓に設置する。

「ぼくの愛する暮らし」
全トラック終了のはずだったがいくつか書き出しし直しでアダチ君に再送信。
(メインVo、ダブル用Vo、打ち込みDs)

「恋は終わってしまった」
ガイドトラックにアコギを録音。
後日バンドで録る予定のためこのアコギは仮になる可能性が高いが、新居ではじめてアコギの録音となった。新鮮な響きがする。いい感じ。

「ブランケット・ブルース」

ガイドトラック作成つづき。アコギ(再)、エレキ(再)、オルガン(再)、メロトロン風鍵盤(再)、仮VO。そして二本目のエレキを追加。こちらは轟音エレキ。10年前とかよくこんな感じのギター弾いてたなあ。久しぶりの感じ。

 
 
 
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こういうギター10年ぶりくらいに弾いた笑。まだ仮テイクだけど。(ドラムもベースも歌も全部仮です) . #大森元気rec

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   全楽器まだ仮のテイクだけど当日動画アップしたり
   しました。 




 4/30(火・祝)
GW4日目、平成最後の日。引き続き自宅作業。

「リフレイン」
●仮EG1の音質調整。アンプシミュレータも変更。

●EG2は後日友人に頼む予定だが、出来上がりのサウンドがどんな感じになるか知りたいため仮で自分で弾いてみる。

ほかの曲と違いシンプルなバンド編成を考えているが、オーソドックス過ぎて何かプラスαをしたい気持ちもある(シンセとか?)。でも蛇足のような気もする。

●ずいぶん前、勢いまかせに弾いた仮のオルガンが割といいので数ヵ所修正して使うことにした。人に頼むことも考えていたがこれでいこうと思う。レスリーシュミレータのfast/slowの切り替えも設定。

●仮Vo録り直し。


◆2種類のストーリーで揺れる

この「リフレイン」には2コーラス目の歌詞が2種類ある。
曲全体のテーマは同じなのだが、2コーラス目をネガティブなエピソードにするか、ポジティブなエピソードにするかという選択。

【chorus2-type1】
 いつかの夜の中 彼らどこまでも行けると信じた
 それぞれの欠けたピース お互いの中に見つけたのさ
 どれだけ人を傷つけたら僕は優しくなれるだろう?
 下り列車のホーム あの日の僕がいる
    誰と別れてきたの?

 あの子は笑顔のその先で僕の弱さを見抜きながら
 手を差し伸べた 僕は握り返す意味も知らずに

【chorus2-type2】
 いつかの夜の中 彼らどこまでも行けると信じた
 それぞれの欠けたピース お互いの中に見つけたのさ
 どれだけ人を傷つけたなら僕は優しくなれるだろう?
    最終電車のホーム あの日の君は何処?
    抱きしめ直した夜

 出会った季節の風の匂いとか
   
虹や夕映えを見せたい気持ちとか
 忘れないようにね また風の中で君の手を取るよ

元々はネガティブのほうで作ったのだけど、友人(ロッキング・ノールス水野晋太郎君)の結婚パーティーで歌わせてもらったときに一日限りのバージョンということでポジティブなほうを作った。でもどちらの歌詞も気に入ってしまったという...。

youtu.be     ↑動画は以前も紹介した弾き語りバージョン
          ですが(本当はもっとテンポが速い)こち
          らは前者の歌詞で歌っています。


冒頭の2行は同じだけど、3行目以降が変わることによって「彼ら」が誰なのかも変わって来る、、気もする。

というか、そもそもの話として「彼ら」と「僕」と「君」と「あの子」が出てきてストーリーどうなってるのか分からないようになっている。「僕」と「君」だけにして作り直してもいいのだけど、なんとなく色々想像できたほうがいい気がして、あえてこうしている。

とういうことは、もう読む人によってストーリーが違うかもしれなくて。それをあれこれ考えるとさらに悩む気もしたし、逆に、もうどっちでもいいのかなと楽になる部分もあって。

いずれにしても、本チャンのVo録音を数日後に控えている。もう決めなければ。



この日はまだまだ続くのですが長くなったので次記事へ持ち越します。

GW2日目 コーラス大会再び~ロックンロール!(2019.4.28)

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4/28(日)
GW2日目。

◆午前中は自宅作業の続き
アダチ君に受け渡す各トラックの調整・整理・書き出しなど


◆コーラスなどレコーディング
午後からエンジニア・アダチ君のホームスタジオへ移動。秋の中間打ち上げ&コーラス録りぶりにみんなに集まってもらってコーラス大会再び!

●「旅するように歌うのだ」
ひらまつりょうたアコギ

まずはアコギから。ライブでも弾いてもらったことがあり、REC当初より弾きたそうにしてくれていたが気づかないふりをしていた(笑)。楽器数が多いためアコギは2本いらないと思っていたのだけど、まあメロディーを邪魔するものでもないし、弾いてもらいたい気持ちも強かったのでお願いすることにした。

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●「旅するように歌うのだ」
この日のメインとも言える、同曲の4声コーラス。ひらまつ→うちだあやこ→中嶋佑樹→みんみん の順で。

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以前の記事に少し書いていますが、去年の夏にすでに録音済みだったこの曲のコーラス。それをわがまま言ってフレーズを変えさせてもらい再録となった。

旧バージョンも悪くはなかったのだけど、少し派手に作ってしまったためメインボーカルを邪魔している箇所があるように思えた。ユニゾンやオクターブを中心に(つまりハモりを少なめに)から始まるようにして、徐々に広がっていく展開に。 

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事前に送ってあったコーラス用デモを聴きこんでくれていたこともあり、みんな完全に表現してくれた。最高の多重コーラスになりました。コーラスだけで聴いたらまるで教会にいるみたいだった!本当に感謝です。


●つづいて「恋は終わってしまった」 
うちだあやこハモり

後日バンドで録る予定でガイドデモのみの状態だが、せっかく来てくれているのでハモりをお願いしてみた。

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前述したが歌詞を2倍に増やし、男女それぞれの視点が交互に出てくるように改変している曲。

そういうあれこれの説明をせず、直前20分くらい前に歌詞を渡し、デモを聴いてもらったのだけど、彼女は何も言わなくてもこのアイデアに気づいてくれ、「切なすぎる..」を連発してくれていた。そこまでの反応が返ってくると思っていなかったので予想外に嬉しかった。

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そもそも改変する意味があるのか?とか、出来たものがどこまで伝わるのかとか、「こんな女いないし」とか、「男もキザじゃね?」とか色々思い始めたら他の曲に比べて不安が結構あって。

...ただ不安と同じくらい「このアイデアどう?」「伝えたい」という顕示欲みたいなものも他曲以上に強かったので、両方の意味で思い入れがあった。だからあやこ氏の反応はより嬉しかったのでした。

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●最後に「ぼくの愛する暮らし」の「ロックンロール!」という一言だけを、ワンマイクで3人に叫んでもらったのがこの日のハイライト(写真も楽しげ)。

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「ロックンロール!」と言えば内田裕也氏だが、そんなことを頼まれるとも知らずに、指原莉乃ラストライブに内田裕也氏に扮した松本人志が登場したというニュースを直前見ていたあやこ氏。そんなシンクロも起こっていたり!

 
 
 
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昨日のハイライト . #大森元気rec #中嶋佑樹 #うちだあやこ #みんみん #エンジニアアダチヨウスケ

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●2日目終了
というわけでGW2日目終了です。男性陣は牛丼屋で乾杯。ナカジはコーラス以外にもギターやピアノも助けてもらってこの日で終了。お疲れ様でした。

そしてGWは始まったばかり。引き続き頑張ります。

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GW直前〜1日目 さまざまな準備をして10連休へ (2019/4/5~27)

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ゴールデンウイークが近づいてきた。仕事がまとまって休めるので一気にペースを上げて作業しようかと.。それまでにやっておくべきことも多々あるので計画を立て、準備を進める。

4/5(金)、6(土)、4/7(日)
「ぼくの愛する暮らし」 VO edit
・VO edit
・各楽器を書き出してアダチ君に送る。このアルバム初の全パート録音完了曲となる。

「恋は終わってしまった」
歌詞を2倍にしている最中だが、デモをまだ録っていないためボリューム感がわからない。ライブテイクを編集して4コーラスだったものを9~10コーラス構成に。せっかくなので仮でVO、オルガン、ピアノも重ねてみた。(新居で初のVO録りとなる。防音していないので7割の声量で)

敢えて長くしているが、どのくらいの長さが適当か聴いてみて判断しよう。歌詞は引き続き推敲中。


4/9(火)・10(水)
「メランコリー」
年始に録音してあったVOのテイク編集。予想より上手く歌えていない部分が散見。ピッチ修正も可能だが出来れば避けたい。歌い直しか、ダブルトラックにしたらいい感じになりそうな気もするが...。

そこでメイン用の複数テイクを組み合わせて取り急ぎのダブルトラックを作成。ところどころ気になる箇所あるがいい感じになったかも。


4/17(水)
「メランコリー」VO編集つづき
「旅するように歌うのだ」VO編集

GWのレコーディングスケジュールを立てる。アダチ宅、自宅作業、リハスタでの個人練、それまでにやっておく作業と優先順位を洗い出す。 


4/22(月)〜24(水)
「恋は終わってしまった」
「ブランケットブルース」

ガイドトラック作成。仮でひととおりの楽器を入れる。

さて、「旅するように歌うのだ」に問題発生。
作曲から2年経っているこの曲だが、中盤の歌詞(けっこう大事な部分)が、冒頭の歌詞とかぶっていることに今さら気づく。あえて繰り返すなら問題ないが、その意図以外で重複は避けたい...。VO録音済みだが差し替えを視野に入れ歌詞再考。なかなか良い案が浮かばない。

数日考え、かなり候補も出したが結局このままいくことにした。

大事な部分だし、変に別の言い方をしようとしても回りくどいだけ。それならば伝わるほうが断然よい。メロにも馴染んでいるし。


4/25(木)
引き続き「恋は終わってしまった」の歌詞推敲。春夏秋冬の4コーラス構成だったものをそれぞれの視点でに倍増させようと思い立ったことは前述のとおり。

ただ、「次の春」まで試しに書いてみたら残したくなってしまい、そうなると10コーラス....、これはさすがに長いように思えて悩んだ末、思い切って冬以降は女子を消すアイデアを採用。

冬春

これなら8コーラスで済む。両方の気持ちを書いてきたのに、途中から君がいなくなってしまうという不条理感?! 女の子が去ってどんな気持ちかわからないほうが何だか粋(いき)な気がしたし、自由に想像してもらえると思ったし。あと、、女子はたぶん翌春まで引きずっていない気がするから(笑)  全体の短縮化も図れて一石二鳥だ。

ということで歌詞はだいたいは完成したが、数か所悩み中の箇所あり。特に2番のサビだけ数日悩み続ける。


4/26(金)
声出しのためスタジオにて個人練。自宅でも歌うことはあるが全力では歌えていないのでRECに向けノドの準備を。スタジオ久しぶりで、ある程度予想はしていたが思うように歌えない。頑張って調子を取り戻していこう。


4/27(土)
いよいよ今日からGW。この日は一日中自宅で編集&録音作業。

「boys & girls」
→VO編集

「旅するように歌うのだ」
・「メランコリー」
→編集済みVOの修正

「恋は終わってしまった」
→ガイドトラックの制作つづき。最後のほうで転調するのだが、1音転調から半音転調に変更。それにより楽器弾き直し、ボーカルとコーラス録音等。

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久しぶりに訪れた下北沢の駅が変わりすぎててびっくりしました。

 

新居にて録音開始~ドラムを一部解体(2019.3.25~4.2)

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前記事一部追記しました。
紅白出演時の、前を見ないで歌う吉田拓郎氏について「照れ隠し」・「90年代以降の彼ならではの格好の付け方」と書いたけど、もう1つ理由があった気もして。あとリハーサルの映像も発見したのでそれも貼っておきました。あの大御所たちの組み合わせはやっぱり物凄いなあ!

oomorigenkirecdays.hatenablog.com


日誌に戻ります。

3/25(日)・26(月)
構想再開に続き、ようやく新居での作業再開。
星野源氏の制作ドキュメンタリー番組に多分刺激を受けて「よし、やらねば!」と奮起した記憶がある(単純!)笑。

「僕の愛する暮らし」
●Vo一部編集。
●シェーカー(打ち込み)。
●コンガ(打ち込み済)修正。
●EG音質調整、アンプシミュレーターも変更。
●2A部分(16小節)のみ、ドラムを無しにし別のリズムを挿入するアイデアを試す。

・前半8小節→
 リズム楽器を全無しにし歌とウワモノのみに【案1】
 or リズムマシン系の音色で打ち込み【案2】。

・後半8小節→
 スガタさんの生ドラムを分解しループっぽいトラックを作成。さらにそれに重ねる形で、反転したものも貼り付け。

これらの案はまだ検討段階だが、採用となればスガタさんに連絡してからにしよう。ソロ名義だからミュートしようが自由だけれど、今回はバンド感ある曲も多いからやはり参加メンバーみんなのものという気持ちもある。

「ブランケットブルース」
暫定デモとしてライブテイクに楽器を足してみる。オルガン、メロトロン、グロッケン、エレピ等。(グロッケンとエレピは後に却下)。


3/28(水)
作業表を更新してアダチ君(録音&ミックス担当)に送信。優先順位を再度決める。2曲先行→次の2曲→アルバムという順に仕上げていく予定を立てる。


3/29(木)朝
「ぼくの愛する暮らし」
・2A後半、解体編集したドラムに歪みを加える。
・2A前半は「リズムなし」と「打ち込み」でまだ迷い中。両バージョンを検討用に書き出す。

「ブランケットブルース」
最後のサビをひと回し長くしてみる。ノイズなどでカオス的に盛り上げるアイデアがあり、壊れるくらいカオスになるには長いほうがよいと思えたので。ただ長すぎないかどうか、数日聴いてから判断する。


3/31(日)、4/1(月)、2(火)?
「ぼくの愛する暮らし」
・トライアングル、タンバリン、ウインドチャイム録音。

新居で、生音の出る録音はこれが初となった。声や弦楽器でないのでまだ部屋鳴りの特徴は十分には分からないが、悪くない気がする。鎌倉のときは、周辺の環境は良かったが、録れ音的にはあまりよくなかった。今度は期待したい。防音関係はまだ手付かずなので調整していきたい。

・解体編集ドラム部分をいろいろと試行錯誤。
解体しようと思いついた当初から歪ませるイメージがあったが、安易に歪ませると90年代~00年代前半の雰囲気になってしまい、やや時代錯誤感を感じてしまった。その時代の音楽はもちろん好きだけど、今回は的外れな気がしたので何とか回避したい。

数日間いろいろと試した結果、歪みはほぼ無しにすることに。

男女それぞれの気持ちを交互に描く(歌詞を2倍に) 2019.3.13~19

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◆歌詞を増やしてみる
3/13(水)

「恋は終わってしまった」の歌詞を増やしてみることにした。

ライブでやっていたバージョンは(動画参照)短かめの尺で4番まであり、それぞれのコーラスが春・夏・秋・冬となっていた。これが分かりやすくて良いとも言えるけれど、どうも四季が目まぐるしく過ぎてしまう印象で内容に深みがない気がしていた。

短い歌を書くのが苦手でいつも長くなってしまうから、「この物足りないくらいがちょうど良いのか?」と自分を納得させようとしていたのだが、試しに一旦伸ばしてみようかと、それから判断してもいいかなと思った。

www.youtube.com

第1段階として、この日は春・夏・秋・冬のあとに次の春が来るようにし、5コーラス構成にした。


3/19(火)
同曲、歌詞を長くする方法で別の案を思いついた。春・夏・秋・冬の4コーラス構成を、春春・夏夏・秋秋・冬冬の8コーラス構成にし、さらに「僕」目線と「君」目線を交互に描くというアイデア

メロディー的にはディラン「昨日より若く」系なので、8コーラス延々と繰り返すことに関しては不自然ではないと思う。少々長くはなるが今回は他に長い曲もほぼないので1曲くらいは敢えて長くてもいいかと思える。


吉田拓郎外は白い雪の夜
1曲の中に男性・女性それぞれの歌詞が交互に登場するのは、歌謡曲のデュエットソングでは珍しくはないが、ボーカル1人が二役を演じる手法、殊にフォーク/J-POPではあまりないように思える。

僕がやはりすぐ思いつくのは吉田拓郎氏の名曲「外は白い雪の夜」(作詞は松本隆氏)。別れ話をする喫茶店での場面を男女それぞれの視点から交互に描いていく名曲。

www.youtube.com

94年に1度だけ出演した紅白歌合戦で歌ったのもこの曲でしたね。普段は各自メインを張っている凄腕ミュージシャン達が一堂に会して繰り広げるセッションの熱さに言葉を失いそうになります。宮川泰(Key)、日野皓正(Tp)、日野元彦(Ds)、大西順子(Pf)、渡辺香津美(E.Gt)、石川鷹彦(A.Gt)、金沢英明(W.Ba)、吉田健(E.Ba)という超豪華な顔ぶれ。(ちなみにコーラスには森進一、前川清五木ひろし。これはいかにも紅白っぽいけど)

ギター持たず、前すら見ない、うろうろしてる、拓郎氏のこの照れの隠し方は、90年代以降の彼ならではの「格好の付け方」であり「過去像との決別」だと今なら理解できるけど、当時は長髪時代のカリスマ像がまだファンの間に根強く残っていただろうから肩透かしをくらったのじゃないかなあ。僕ももっと堂々とすればいいのにと思った記憶が...。

音質もう少しよさげなのがありました→吉田拓郎 紅白歌合戦 - YouTube


【後日追記】
久しぶりに見返してみたらこの拓郎もこれはこれでかっこいいんだよな。やっぱり当時の(昔を引きずった)勝手なイメージってのがあったのだと再認識した。あとひょっとしたら照れ隠しであると同時に、「凄腕ミュージシャンを是非見てもらいたい、ボーカル&オケではなくみんな並列なんだから」っていう気持ちもあったのかなあと。名盤『Live’73』なんかも、同じ理由であえてボーカルを小さめにミックスしたと何かで読んだ気がするし。

www.youtube.com

この演奏のためのリハーサル風景を見つけた。石川さんも拓郎氏も最後のほう、あまりの演奏の凄まじさに笑ってしまっている。



◆僕と君がすれ違いながら季節がめぐっていく的な
話を戻します。この手法は、過去に僕も「Smile」という曲で一度やってみたことがありました(未音源化ですが動画があり)。

そして今回の「恋は終わってしまった」。ここで再びその手法を取ることを思いついたのでした。

この曲は、恋が始まり、深まって、終わるまでの歌だから、君と僕という「視点の違い」に加えて「時間軸の変化」も描ける。それぞれの季節のなかで、僕と君との関係性が変わっていく様とか、同じ事象における気持ちの違い(すれ違い)とかをうまく描けたらとても面白そうだ。たとえば「僕」がまだ盛り上がっている頃に「君」は冷め始めていたりとか。

自分の中でこの思いつきは大発見で、興奮しつつこの日いろいろ書いた。9番か10番くらいまで書いた記憶が。まだ殴り書きなので推敲が必要。


◆冷静に判断しよう
「ブランケットブルース」
をプレイリストに入れ通して聞いてみた。流れは良い。アルバム全体のボリューム感(長さ)が大きくなるのは多少気にかけているが薄っぺらなアルバムにもしたくないし、ここにあって良いと思いたい。

前記事のとおり収録曲は決定したので別の曲を足す可能性はもうないが、この曲を録るかやめるかという判断は冷静にしたいと思っている。

www.youtube.com

今回は録音しないが、僕の男女交互パターン第1作となった「Smile」という曲。落語のように顔の向きを変えて男性と女性を区別化して歌ってみてました。誰も気づかなかったけど笑)

2019.3月 構想再開~全曲決定 (2019.2月~3.12)

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引越し中の1枚(セッティング前です)。しばらくはばたばたしていたので音楽再開は3月中旬からとなった。

2019年2~3月
作業再開はまだ先になるが、取り急ぎPCや機材をセッティング。(ネットはプロバイダを変えたので少し時間がかかった)。どれくらい外に音漏れするか、またどんな録れ音になるか、部屋の反響などは日を改めて検証しようと思う。いろいろ調整していきたいし、防音や機材関係も落ち着いたら進めていきたいなあ。


3/12(火)朝
引越しもろもろの中断期間を経て、構想再開。
新鮮な気持ちでアルバムの曲順案どおりに聴いてみる。いつもの悪い癖で(苦笑)再び選曲を悩み始める。

●追加を検討
既発曲「雨の世界」 「沖のヨット、2つの飛行機雲」を新録する案。以前リリースしたことがあるが、その時は宅録verだったのでバンド編成でずっと録りたいと思っている2曲だ。自分の中ではシングル...とは言えないまでも比較的キャッチーめな曲だと思っていて、今回は「ファンでない人にも届かせたい、少しでも売れるものにしたい」という気持ちがあるため検討してみた。

●却下を検討
代わりに年末に追加を思いついた「恋は終わってしまった」をやめる案。この曲は、早口ソングではないにせよ、いわゆる吉田拓郎~ボブディラン的フォークロックの曲で、やめることによりアルバム全体の「方向性が揃う」とも言えるし、逆に「幅が狭まる」とも言える。持っている武器はすべて使うべきという気持ちと、散漫になるのを避けたいという気持ちがせめぎ合っている。


同日 昼~夜

●ブルージーな選択肢
選曲再考。「ブランケット・ブルース」という過去曲があったことをはっと思い出す。ライブテイクでリリースしたことがあるが、これをきちんと録って収録する案。

曲調的には前述の「キャッチーなもの」とは逆行するけれど、一方でブルージーなものが足りないのも気になっていたので良いような気がする。(ポップなアルバムの最後のほうにどろっとした曲がある作品って個人的に好きなのだ)リズム的にも「ドッド・ドッド...」というブルースのリズムはずっとやってなかったし、あと歌詞も、今回のアルバムは何となく「恋の終わり→始まりみたい」に並んでいる感じがあって、それにもバッチリはまる。

というわけでこの曲を追加することにし、朝検討していた2曲は却下した。

●フォークロック路線の是非
昼迷っていた「恋は終わってしまった」はやはり録ったほうがよいように思える。“拓郎系”はここ10年くらい結構やってきていたので今回はやめとこうかと思っていたのだが、いま若い世代の新しいフォークの波が来ているのをひしひしと感じる。流れに乗ると書けばあざとく見えるが、前も書いたことだけど得意なことをやらないでおいて誰かにやられてしまうことほど悔しいことはないのだ。

●これで収録曲 最終決定!?
レコーディング開始から1年半近く。何度も選曲を検討し、どんどん増えたり、候補曲もたくさんあったけど、これで多分決まった。決定宣言は何回もあったけど(苦笑)もうそれに向けて動いているし、もう減らないし、減らないということは増やせないし、ボーナストラックを入れるかどうかだけまだ迷っているけれど、恐らくこれでアルバム全曲決定だ。時間はかかってしまっているが、最高のものを作ろう。