12月になって~冷却期間とさらに1曲追加へ (2018年12月)
鎌倉に引っ越してきた頃の写真が出てきた。亀ヶ谷切通しだろうか。うしろ人かぶってるし買い物袋持ってるけど、好きな写真なのでこの秋~春先までアー写やSNSのアイコンとして使うことにした。
10月、終日コーラス大会〜マッキン録音で一気に進んだのはよかったものの、11月~年末までは仕事の繁忙期と、新居探し〜もろもろ手続き等で2ヶ月ほど作業が中断。
あっという間に12月になった。
12/23(日)
「ぼくの愛する暮らし」
●東吾君(熊谷東吾)からベースのデータ届く。
4月の誕生祭ライブのときにやった曲だし、夏のドラム録音のときにバンド全員でリハーサルもしていたのでバッチリなテイク。彼は事情で一切の音楽活動を休んでいた時期だったそうで、申し訳ない気持ちとありがたい気持ちでいっぱい。
以前書いたが4月の誕生祭のときの“バンド感”がアルバムの方向性を決定付けたので、その日にやった曲は同じメンバーで録りたかった。東吾君にはすでに2曲弾いてもらったが、弾き過ぎ/弾かな過ぎの塩梅が絶妙でとても心地よい。ツボを押さえたプレイっていうのかな。東吾くんらしさも出してほしいというリクエストもクリアし、痒いところに手の届くプレイ。
●エレキギター
EG1はナカジ(中嶋佑樹君)がすでに弾いてくれていて、もう1本、僕のギターとしてEG2を弾いていたがこちらは仮でのちほど削除予定だった。アコギ3本の響きをメインにして疾走感を出したいと思っていたからだ。けどこの時期からエレキ感を出すほうが逆に疾走感が出るのかなと思い始め、EG2も生かそうかなと思い始める。ひとまず後日、仮テイクをきちんと弾き直してみよう。
●それからコンガを入れてもらうアイデアがあり、自分では叩けないし、すぐには頼めないのでひとまず鍵盤で打ち込んでみた。シングル的に配信&サブスクでまずこのテイクで発表し、アルバムのときにコンガを入れるという方法もいいかも知れない。(後日、打ち込みは削除することにした)
12/27(木)
仕事納め。繁忙期から解放され年始まで休みとなったが、すぐではないが引越しが控えていることもあり録音作業を始められないでいた。やることが色々あったし(特にほったらかしだった庭関係、持って行く植物の移植関係)あと気持ち的にも...。一度始めてしまうとのめりこんでしまい、音楽以外のことが出来なくなってしまうように思えたので。
結局、年内いっぱいは作業はしないことにした。
12/29(土)
◆歩きながら通して聴くこと
徒歩で少し歩く時間があり、久しぶりに全曲通して聴いてみる。秋にもそんなことがあったが、そういう時間が絶対必要なのだ。電車移動でもいいのだけど爆音で聴ける徒歩だとさらによい。
通して聴くことで流れが見えてくるし、どこでダレるとか、前半数曲はアルバムのいろんな要素(武器というと変だけど)を次々と出したいから、同じ方向性が続くのを避けようとか、そういうことに少し客観的に考えられるような気がする。
というわけで、そういうふうな聴き方をするごとに曲を追加したくなったり、「ここに何か欲しい」とか思ったりしてしまい逆に混迷を極めてしまうのだが(苦笑)、もちろんそれは良いことだと自分的には言いたい。
◆再(々々..)構想、1曲追加
今回も案の定。随分前に候補から外した「恋は終わってしまった」という曲を入れたくなってしまった。試しにライブVerをプレイリストに追加して聴いたらとてもいい流れになった。
2017年の暮れから構想を始め、いったい何回選曲をし直し、曲を追加してきたか(苦笑)。その時ある曲でパッと録ってしまって「完成!」とする魅力も知っていて、レコード会社と制作していた頃は自分もそういうテンポ感でやってきたけれど。でも今は状況が違うし、どうせ完成は遅れているのだから、もう開き直って少しくらいの遅延ならば納得のいくものにしたほうがこの際いいと思うのだ。
◆泣きのバラードは断念
今回通して聴く少し前から「泣きのバラード」を入れたいと思って、いい曲がないな、作ると時間かかりそうだな、と悩んでいたのだが、この「恋は~」を入れるならバラードは無しにしてもいいかと思えた。
ちなみにバラードはすでに作りかけの曲があるが、録るならペダルスチールを入れたいし、そうなると予算や時間など考えると(あとコード進行が似ている曲がすでにあるので)、次回作に回したほうがよいように思える。まあ、泣きのバラードが1曲あるアルバムのほうが名盤になるよなーとも思いつつ。