大森元気/残像のブーケの制作日誌

カテゴリから時期別・内容別に検索できます。スマホ版では非表示ですがアドレスバーの「あぁ」をクリック→「デスクトップ用Webサイトを表示」を選択するとPC表示になり検索可能になります(iPhoneの場合)。

カセット文化リバイバルの中で/続MV構想〜頓挫/秋まで(2021.7.28〜10月)

f:id:kitakamadays:20220224073313j:plain

前記事でマスタリングまで終わりました。つまり音が完パケしたということで、次はプロモーションについて検討を始めた頃です。まあ作ってる頃から色々考えてたけど、悩んでばかりではなくそろそろ動かないとなあという焦りもありつつ。

7.28 (水)

◆カセットテープ文化リバイバル、CDの必要性
・たけとんぼのひらまつ君にカセットでのリリースのことをあれこれ聞いた。最近カセットが再ブームになっているということは知っていたが、普通にラジオの特集(毎週コーナーがあったりするレベルで)もされていて。カセットに特化したお店なんかも紹介されていて。

そうなると一部のミュージシャンが盛り上がっているだけでなく、それ以上のリバイバルになっていくのかもしれないと思うこと多々。

アナログは憧れだけどとにかくお金がかかるし、、、となればCD文化が減退して、配信&ストリーミングに変わりつつある今、フィジカルを作るとするならば面白いと思えるのはカセットなのか?

とはいえやはりカーステ、ラジオ局への営業など考えるとCDは必須かなあと。バルク(※)で作ってプロモーション用とし、余った分を先着でカセットと抱き合わせにする案、CDは自分のオンラインショップのみで売る案など。
※バルク...ケースやジャケ等のないCD盤のみの製造

・同日「メランコリー」MV構想ひき続き。やはり20代女性で、自分にギャラが払えそうな人で、曲のイメージにも合う人を探すことに困難を極めていた。断念しつつあったがまた別の友人に相談したり。

・相談していたひらまつ君・ナカジよりMV推薦者2名


7.29 (木)
◆サブスクとフィジカルの使い分け、需要や意味を考える
・昨日SNSに「マスター完成!」と投稿したが、その投稿の中にプロモーションのこととかマーケティングのこととか、何のメディアでリリースするかとか色々迷っていると書いた。それを見て何人かの人がコメントをくれた。

・朝マエタツさん(前田栄達氏)がコメントとメールまでくれた。SNSは見てたけど10年以上会ってないし、連絡もとっていなかったのでとても嬉しかった。

「コアファンにはちゃんと満足してもらえるような仕様、それ以外の人たちには配信」「サブスクの世界ではもはやアルバムという概念は取り払ったほうがよさそう」「公式プレイリストはかつてのラジオプレイリスト的な役割を持つ」「どう配信していくかで売れ行きや再生回数は大きく変わる」などなど。タメになることばかり。プロモーションとか本当苦手なので参考にしたい。


8/1 (日)・2 (月)
◆MV人選引き続き
みんみんよりMV推薦者1名。合計3名。まだいずれも声をかけていないし、やってくれるかは分からないが、どういう基準でどの人にお願いするか迷い中。みんな魅力的であって優劣なんてつけられないし、曲のイメージに合うかということを優先するが、それは主観になってしまう?と考えると選べないでいる。

こっちはお願いする立場だし、オーディションとはわけが違うので本当お願いします、、という感じだけど、誰を1番に声をかけるかということは決めなければならないので。

深夜。
indigo la endのMVをいくつか観る。ドラマ仕立てになっているものも多く、どれも素晴らしい。カバー動画のため観はじめたのだがMV制作においてもかなり刺激となった。

「メランコリー」MVシナリオを作成。普通の感じになってしまう?あとこの日書いたシナリオではロケ地のなかに店や自宅の部屋がある。撮影が可能なのか(ロケーションや許可的に)

f:id:kitakamadays:20220224075255j:plain


◆その後 秋までのこと
●MV頓挫
新型コロナによる3度目の緊急事態宣言により、より人に頼みにくくなり、「メランコリー」MV撮影の案は頓挫してしまった。

その他、(web的な)アニメーションで作るとか、ぱらぱら漫画とか?!、イラストレーター/漫画家さんとコラボできないか?など代案も考えるが一旦すべて保留。

(「メランコリー」についてはあとで作る可能性もまだ残しているが2022年2月時点で未定)

●動画シリーズ

1月から毎週1〜2本ペースで更新し続けてきた弾き語り動画シリーズ。クオリティを上げたいあまりどんどんハードルを上げることとなり、何回も何週もやり直したりということが通例化していった。

完成したものはそれぞれ良いものができたと思うが、曲を覚えたり、練習したり、何度もやり直したりする時間がどんどん増えていき、さらに毎回長文を執筆していたので、それらの時間と労力を確保するのが相当厳しくなってきた。結果9月で一旦区切り。今後は不定期でやるつもりです。

●10月にあがた森魚氏のライブが数本(バンド編成)あったりでそれも充実してました。

そして気づけば年末が目の前に。3/30に一旦ミックスが終わり、7月にミックス修正とマスタリングが終わって、音は完パケしたにもかかわらず、今年リリースが0になってしまう!と急に焦りだしたのでした。