大森元気の制作日誌

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ポップスなら致命的?! サビがなかなか来ない問題 (2020.3.14)

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◆久しぶりに残像カフェを聴いて
3.14 (土)

5か月後に再集結することなんてつゆ知らずの時期。久しぶりに残像カフェのいろんな曲を聴いてみた。イヤホンでごくたまに聴くことはあったけれど久しぶりにスピーカーで鳴らして聴いてみた。稚拙なところや若さゆえのことも多々あるのだけど、とてもよかった。メロディー、詞、アレンジ、サウンド (全体的な印象) などいろんな点で。

それに続けて現在ミックス中の「ぼくの愛する暮らし」を聴いてみた。今回のアルバムの押し曲であり1曲目の予定だが、全力は尽くせているが残像と比べるといろいろ足りないなあと。もちろん自分の年齢がまず違うし、歌う内容も演奏メンバーも違うのだからいろいろ違って当たり前なのだが、「たくさんのリスナーに届かせる力」ということで言うと正直パワーが足りない気がしてしまった。


◆押し曲か?それとも収録見送りか?
以前からアレンジが錯綜しているのは認識しており何か月もあれこれ試行錯誤してきた。そもそも1曲目(かつ押し曲)に向いていないのではないか?という疑問。

けれどほかに1曲目っぽい曲がないし、曲順を並べ替えてみてもうまくアルバムが流れていかない。歌詞的にもこの曲はアルバムの最初か最後のどちらかに置きたい気持ちが強く、いっそ曲順を変えるくらいなら収録自体やめたほうがよいのでは?というところまで考える。

久しぶりに聴いた残像の感触がよかったので冷静さは欠いていると思う。冷静に客観的に判断するとしたら何が最善か。


◆サビがなかなか来ない問題

ひとまず「サビがなかなか来ない」という指摘があり「それもそうだ」と。AのあとBに行かず、イントロに戻って再度A というのが割と好きでついやってしまうのだが、今回A自体が長くおまけにBも長い。これではなかなかサビが来ない。

「なるべく早くサビが来るようにする」。コンペでは何秒までにというセオリーもあるくらいで、これはポップスをやる上では鉄則のように重要視されることだ。しかし僕は昔からそこを重要視していなくて、そのうち気にすること自体をやめてしまっていた。

今回は今までの作品よりも多くの人に聴いてもらいたい気持ちがあるから本当はそこに気を付けるべきだったのだが、気にしない時期が長すぎて気づくことすらできなかった。

今から方向修正するかどうか?試しに編集でいろいろやってみた。

1番のAメロが2回あるので2回→1回にする。でも歌詞を削りたくないので、削ったA'を1サビの直後(リイントロの前)もしくは2番のAを1回→2回にする案。

さらに別案として、思いきって弾き語りバージョン(しかも1番だけで終わる)というものも考える。これをアルバム冒頭に置き、バンドバージョンはアルバムには入れないか、もしくはアルバム最後に入れるというアイデア


◆工夫を諦めないことと冷静な判断
録ってすぐ出す良さも知りつつ、2年超えの長期戦になった今回のアルバム。こうなったからには少しでも良くするために最後の最後まで考え抜く姿勢は忘れないでいたいとある時点で決めた。

けれどそれをするあまり考えすぎて判断を誤ったり、いらないことまで考えてぶれるのは避けたいところ。案は出せば出すほどよいが、勢いで決定してはいけないこともある。

この日はさすがに冷静な判断ができないと思いいったん保留にする。